隔月刊「Lew Chew　琉球」2025年11月（第109号）

特集「１９９５年」から30年、沖縄と日本　人権・米軍基地・自衛隊・沖縄戦・歴史

私たちは今、どこにいるのか　県民大会から30年（小那覇安剛）
30年後今を生きる　後退する現実に抗う（髙良沙哉）
沖縄の民意と政治の「ねじれ」（上里直司）
「痛みを感じる私」をおし殺す必要はない（内原英聡）
1995年からの迷走、それでも（宮城公子）
県民大会から30年　何が変わり何が残されたのか（知念清張）
1995年の事件への県民の怒り　日米地位協定改定、基地の整理縮小実現せず（照屋寛之）
この30年を振り返って考える（屋嘉宗彦）
「沖縄返還」路線と軍事要塞化（村吉則雄）
「辺野古パラドックス」の終焉（与那嶺功）
中国と友好関係深め「基地のない平和で豊かな沖縄」実現を（泉川友樹）
1995年を生きた記憶　事件から考える「基地と沈黙の構造」（親川志奈子）
沖縄に対する暴力の様態を言語化すること　責任倫理において問われる日本人の加害行為（桃原一彦）
30年後のうちなーうないから（知花愛実）
1995年の事件から30年を振り返って（仲里和花）
狩猟権力が司る戦時性暴力、買春観光（米須清真）
二つの「10月21日」の〈あいだ〉（豊見山和美）
繰り返される性暴力事件根底にある日米の植民地主義（与那嶺義雄）

【9.14シンポ「琉球人の戦争体験をどう思想化するか」】
戦争の実相に何を学び、未来へどう繋げるか（野原誠喜）
目取真俊・喜納昌吉・比嘉豊光の表現と活動、その社会化と現在の沖縄（後田多敦）

【特別寄稿】太平洋地域における琉球・沖縄　マリアナ歴史会議に参加して（崎浜靖）
【特別寄稿】安和ダンプ事故の問題点（儀保唯）
【ヤンバルより】新連載（目取真俊）
【関東のウチナーンチュの独り言】（出盛登志美）
【西表IN】（すねしまさく菜）
【東京琉球館便り】（島袋マカト陽子）
【北京だより】（大城尚子）
【アマクマアッチャー】（親川志奈子）
【琉球料理日記】（知念ウシ）
【沖縄・平和・音楽】（照屋夏樹）
【ちむぐくる（肝心）】（高良勉）
【愛さっしいかなしまくとぅば】（あらぐしく米子）
【書評】大田静男著『八重山の1945年』（加藤里織）
【論考】「参政党・和田那覇市議の発言から考えるトランスジェンダー差別」（玉城福子）
【論考】「エイサーへのクレームとセトラーコロニアリズム」（渡名喜守太）
【論考】「京都大学と日本帝国主義5（上）」松島泰勝

表紙写真：「県民総決起大会」1995年10月21日、宜野湾市海浜公園（セスナ機から、山城博明撮影）

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発　行：Ryukyu企画／琉球館
サイズ：A5／168ページ
発行日：2025年11月10日（奇数月10日発行）

販売価格	880円(内税)

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