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ジット・プミサク + 中屋幸吉 詩選
「叢書 群島詩人の十字路」第3弾 八巻美恵 編
1966年、群島は歌をうたった。
遠く離れながら、力強く呼び交す島とシマの声。
若くして逝った、タイと沖縄の詩人による共著。
ウェブマガジン「水牛」とのコラボレーション。
サウダージブックス刊
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今日という昔(八巻美恵)
1
ジット・プミサクの遺したもの(荘司和子)
【ジット・プミサク 詩選】
牛鈴によせる恋歌
故郷の呼ぶ声
奇奇怪怪 "自分のためのタンブン"
この手で築く地上の楽園[サワン]
シャムの魂[こころ]〈ウインヤーン・サヤーム〉
2
あまりにも沖縄人である僕 上京日記(62・3〜9)(抄)(中屋幸吉)
【中屋幸吉 詩選】
名前よ立って歩け
深みゆく喪失の季節
青春の片隅で
歌を唄いたい
沈黙の底辺から
路地の片隅に佇む あい(65年5月25日の日記より)
めざめは悲しくて(65年5月25日の日記より)
戸をたたくあい(65年5月25日の日記より)
最後のノート
年譜
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編者:八巻美恵
発行人:淺野卓夫・佳代
発行:サウダージ・ブックス
発行日:2012年12月25日
発行所:Saudade Books(サウダージ・ブックス)
サイズ:18cm x 11cm / 118ページ
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